不動産を購入するときの「流れ」とは？販売形態や注意点についても解説

初めて不動産を購入するときは、決して安くはないお金がかかるため失敗したくないですよね。
不動産の購入で失敗しないためには、「購入の流れ」をしっかり把握しておくことが大切です。
そこで今回は、不動産の販売形態や購入する際の流れ、購入時の注意点について解説します。

不動産の販売形態

不動産の販売は大きく分けて「売主販売」と「仲介物件」の2種類があります。
まず「売主物件」は、不動産の仲介をはさまずに売主から直接不動産を購入することです。
この場合は、仲介手数料がかからないことや連絡がスムーズといったメリットがあります。
ただし、物件探しや金融機関との手続き、契約をすべて自分でおこなわなければなりません。
一方「仲介物件」は、売主と買主の間に不動産仲介業者をはさんで売買契約を進めていくことを指します。
契約や金融機関の手続きなどすべてをサポートしてくれるだけでなく、価格交渉などもおこなってくれますが、仲介手数料が必要です。

不動産を購入する流れとは？

不動産購入の大まかな流れとしては、まず価格や間取り、立地などを鑑みて希望の条件を決定し、不動産を選びます。
次に、選んだ不動産を購入するための資金調達や支払いをどのようにおこなうかの資金計画を立て、購入を申し込みます。
住宅ローンを利用する場合は、購入申込後に住宅ローンの事前審査を受けましょう。
その後、宅地建物取引士から重要事項に関しての説明を対面で受け、売買契約を結びますが、このタイミングで手付金の支払いが必要です。
売買契約を結んだあとに住宅ローンの契約をおこない、最後に物件の引き渡しがおこなわれるという流れになります。

不動産購入時の注意点

不動産を購入する際の注意点としては、まず「1つの不動産を何度か内見する」ことです。
昼と夜や時間帯ごとの日当たりの変化、天候による変化を見るために、内見は複数回に分けると良いでしょう。
また、とくに中古物件を購入する場合は「耐震性を確認すること」も重要です。
2000年以降に建てられた建物は「震度7で倒壊しない」という基準で造られています。
しかし、それ以前の建物は震度5が基準となっており、脆弱な可能性が高いため注意しておきましょう。

まとめ

不動産の販売は大きく「売主販売」と「仲介物件」の2種類の形態があり、それぞれメリットとデメリットがあります。
購入する際は、不動産を決めたら資金計画を立てて購入申し込みをおこない、売買契約を結んだあとに住宅ローンの契約をするという流れになります。
不動産購入時には、1つの不動産を何度か内見すること、耐震性を確認すること、を意識すると良いでしょう。
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