「建売住宅」の寿命は短い?注文住宅との違いやメンテナンスについても解説

「建売住宅」の寿命は短い?注文住宅との違いやメンテナンスについても解説

住宅の購入を検討する際には、注文住宅と建売住宅のどちらにしようか迷ってしまいますよね。
また、「建売住宅は安い分寿命が短いって聞いたけど本当?」と気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、建売住宅の寿命の長さや、注文住宅との寿命の違い、寿命を延ばすためのメンテナンスについて解説します。

建売住宅の寿命の長さについて

建売住宅とは、建物を土地をセットで販売している住宅のことで、完成したあとに販売しているという特徴があります。
木造住宅の法定耐用年数が22年と定められていることから、住宅の寿命=20年程度と考えている方も少なくありません。
しかし、法定耐用年数はあくまで「建物に資産価値があるとみなされる年数」を意味しており、寿命ではありません。
近年では、築30年以上の建売住宅が売りに出されているケースもあることから、暮らし方次第で建売住宅の寿命は30年以上であると考えて良いでしょう。

建売住宅と注文住宅の寿命は違う?

結論として、建売住宅と注文住宅の寿命は変わりません。
「建売住宅の寿命が注文住宅よりも短い」という噂がある背景としては、建売住宅が注文住宅よりも安く販売されていることが理由だと考えられます。
しかし建売住宅が注文住宅よりも安いのは、部品や資材搬入の工程が規格化されており、人件費などのコストを削減できるからなのです。
また、建築基準法が大きく改正される1981年以前に建てられた建売住宅は耐震性が低いことも噂の原因の一つでしょう。
しかし現在では、建売住宅と注文住宅は同じ建築基準法に基づいて建てられているため、どちらも品質が保証されているのです。

寿命を延ばすためのメンテナンスとは?

建売住宅の寿命を延ばすためのメンテナンスとして、「10年を目安に外壁や屋根を塗り替える」ことが挙げられます。
屋根や外壁は、雨風や日光によって劣化し、放置することで防水性が下がって雨漏りしやすくなります。
雨漏りしやすくなると、ひび割れが広がったり内部の木材が腐ったりするため建物の寿命が縮んでしまうでしょう。
そのため、塗装が劣化しやすいといわれる10年前後のタイミングで塗り替えをおこなうことで、建物の寿命を延ばすことが可能です。

建売住宅の寿命の長さについて

まとめ

法定耐用年数が22年と定められていることで寿命が20年だと思われがちですが、暮らし方次第では建売住宅の寿命は30年以上になります。
また、さまざまな理由から「建売住宅は注文住宅よりも寿命が短い」という噂がありますが、結論として寿命は変わりません。
建売住宅の寿命を延ばすためには、10年を目安に外壁や屋根の塗り替えをおこなうことが挙げられるでしょう。
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