土地を現金一括で購入するメリットとは?デメリットや注意点についても解説

土地を現金一括で購入するメリットとは?デメリットや注意点についても解説

土地の購入する際は、高い費用が必要になることから住宅ローンを利用する方がほとんどです。
しかし「住宅ローンは金利や手数料がかかるから現金で購入した方がいいのでは?」と考える方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、土地を現金で購入するメリットやデメリット、注意点を解説します。

土地を現金で購入するメリットとは?

通常、土地のみを購入する場合住宅ローンは使えませんが、「つなぎ融資」や「土地先行融資」などを利用する方法があり、当然利息や手数料が発生します。

対して、土地を現金で購入する場合は金利や手数料がかからないだけでなく「保証会社への手数料を払わなくても良い」ことが大きなメリットです。
住宅ローンを借入する際には、返済できなくなった場合に備えて保証会社へ加入する必要がありますが、現金一括で購入する場合は保証会社へ加入する必要がありません。
また、「住宅ローンの審査期間を短縮できる」こともメリットとして挙げられるでしょう。
住宅ローンの審査は仮審査と本審査を受ける必要があり、合計して3~4週間の審査期間が発生します。
しかし、現金購入であればこの審査期間がかからないうえに、書類を準備する手間も省くことができるでしょう。

土地を現金で購入するデメリット

土地を現金一括で購入した場合、「現金が一気に減る」ことはデメリットだといえます。
土地は決して安い買い物ではないため、まとまった現金が一気に減り、急な病気などで現金が必要になった場合に困ってしまう可能性が考えられます。
また、「住宅ローン控除が受けられない」こともデメリットとして挙げられるでしょう。
住宅ローンを借入した際は10年間の所得税控除が受けられますが、現金購入では一部の場合を除いて受けられません。

土地を現金購入する場合の注意点について

土地を現金一括で購入する場合は、「名義と贈与税との関係性」に注意が必要です。
自己資金で土地の購入をする場合は問題ありませんが、現金で土地を購入するケースでは親の資金で購入する方も少なくありません。
その場合の名義人は、原則として親となるため、そのあとに自分の名義に変更する必要があります。
名義変更の方法として、「親から購入資金の贈与を受けて贈与契約を結ぶ」ことが挙げられますが、この場合は贈与税の支払いが課せられる可能性があります。
ただし、一定額まで贈与税が非課税となる措置もあるため、専門家などに該当するかどうか確認すると良いでしょう。

土地を現金で購入するメリットとは?

まとめ

現金で土地を購入するメリットには、金利や手数料がかからないことのほか、保証会社に加入する必要がないことや住宅ローン審査期間を短縮できることが挙げられます。
一方で、まとまった現金が一気に減ることや住宅ローン控除が受けられないなどのデメリットもあります。
また、土地を現金一括で購入する場合には、名義と贈与税との関係性に注意しておきましょう。
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